外断熱リフォームとは、家の中の環境を快適にする工事です。 魔法瓶やクーラーBOXを想像してみてください。 中に入れた飲み物等は外気と遮断するので、適温を長く保つことが出来ます。 これが、外断熱のイメージです。 屋根や壁の柱と柱の間に断熱材を詰め込む内断熱工法は、完全に外気と遮断することが出来ません。 そこで智建ホームでは、「建替えるのはもったいないけど、暑くて寒いのは我慢できない」とお悩みの方々に、平成10年から外断熱リフォームもご提案しております。 在来工法・ツーバイフォー工法はもちろん、軽量鉄骨の住宅も手掛け、大変お喜びいただいています。 外断熱リフォームをすると、家の構造体を丸ごと断熱するので、家中どこでも温度差の少ない快適な環境に変わり、ヒートショックなど未然に防げます。 さらに構造部分の壁内結露も防ぎ、家の寿命が長持ちするので、建替えのスパンも延びて、人にも地球にも優しい環境リフォームです。
鉄の熱伝導率は木材の300倍以上です。暑くて寒い住宅を大改造しました。
小屋根
●小屋束が銅材製のため、2Fは蒸し風呂状態
●屋根の表面温度が70℃以上になることがあり小屋裏の空間が、60℃を超えることもある
基礎
ビフォー土の上に防湿シートを敷き、その上に土を置いている状態。換気口からの湿気や熱は入って来る
アフター●基礎断熱を施工し、外気を遮断●全面にコンクリートを施工 ●床下の空気を排気する24時間換気システム導入
外部の垂木
ビフォー鉄でできた軒の垂木
アフター断熱材で鉄の垂木を包み、隙間にはウレタンフォームを注入
外部の構造
ビフォー軽量鉄骨の柱で支える構造
アフター外部に断熱材を施工し鉄の柱を包む
外観
ビフォー
アフター
佐賀市I様
10年程前のこと、私たちは、父が亡くなり一人暮らしになった母との同居を考えていました。
実家は築15年程の大手ハウスメーカーの軽量鉄骨造り。冬は家中冷え冷えとして結露がひどく、夏は暑くて特に2階へ上がるのが嫌になるそんな家でした。
年老いた母にとっては特に冬の寒さがこたえるらしく、風呂場や洗面所がとても寒くてつらいと言っていました。間取りの変更はもちろんですが、この室内環境を改善するには、リフォームでいいのか、建て替えるしかないのか、私たちは住宅会社や不動産会社等を訪ね歩きました。
そんな中、HIT展示場で智建ホームさんと出会います。
高い断熱性能を持つ漆喰壁の家にすっかり魅せられた私たちですが、“リフォームもできますよ”と言われたものの、まだ半信半疑でした。
その頃、元気だった母が体調を崩して同居の計画は一旦中断、そして、ある寒い冬の日、母は風呂場で倒れ、亡くなってしまったのです。
原因は、ヒートショックによるものでした。
暖かい家が間に合わず、母にはとても申し訳ない気持ちでした。
その後私たちは、父や母の思い出が残る実家を、建て替えずにリフォームすることに決め、再び智建ホームに出かけたのでした。
智建ホームの社長さんは、魔法瓶のように家全体を断熱材でくるんでしまえばどんな家でも大丈夫という外断熱の効果を熱く語られました。
ただ、金属類が多く使われている軽量鉄骨の断熱リフォームは木造家屋と違って非常に難しいことと、耐力壁があちこちに入っているために思うような間取り変更が出来ないこともわかり、不安な気持ちになりかけました。
しかし“難しいからこそ遣り甲斐があります、大丈夫です”と、自信をもって工事の内容を説明される社長さんを見て、智建ホームさんにお任せしようと決めたのでした。
それからは、今思い出しても懐かしい、楽しくも真剣な打ち合わせの日々でした。わくわくする漆喰壁や材料選びなどもいろいろ提案していただきました。
待ち望んでいた新しい我が家は、「一年中温度変化が少なく、結露も全く無い、家中どこも同じ温度なので必要最小限のドアしか取り付けずに済み、しかも電気代も安い」といった、前とは比較にならないくらい快適な家となり、今は家族4人で元気に暮らしています。
また、“漆喰”の家で過ごしていると、漆喰の白い美しさに家具が映え、一日の光の動きにより刻々と変化する漆喰壁の陰影に見惚れ、気持ちが癒されることに気付きます。
理想の住まいというものが、単なる衣食住の場ではなく、喜びや楽しみを感じ、想像力を育む空間でもあることを私たちに語り掛けているのです。
余談ですが、この家に住んでから家族がほとんど病気をしていないことに気付き、「ひょっとしたら、殺菌効果が高い“漆喰″のおかげかも」と話をしたことがありました。美しい漆喰に、さらにこんな頼もしい働きがあるのだとしたら、とても嬉しいことですよね。
最後に、断熱が難しい軽量鉄骨の家を見事にリフォームして、すばらしい終の住処を与えてくださった智建ホームさんのご発展と、社長さんのご活躍をお祈り申し上げます。
壁内結露
外気温と内部の温度差で壁の中が結露し、木摺が腐食していたところもありました。
外断熱工事
ビフォー外壁・アルミサッシを外して、木下地の状態へ
アフター断熱材で屋根・壁などお家をすっぽり覆い、気密・断熱性を高めています。気密性の高い樹脂サッシへと取り替えました。
外観
ビフォー
アフター
大野城市T様
築25年の我が家を外断熱リフォーム工事をして2年半、暑い夏も寒い冬も、とても快適に暮らしています。
リフォームする前は、暑くて寒い、冬は結露いっぱいの家でした。
とても寒がりな家族なので、身支度する朝はストーブ前の争奪戦だったのですが、今では家中どこにいても寒くないので、着替えも各部屋でゆっくりすませることが出来ます。
今回外断熱リフォーム工事をしてもらい、本当に一番大事なのは「家の温度が快適なこと」だと、実感しました。
寒い冬、縮こまって生活していたことが本当に嘘のようです。
玄関開けると暖かいこれが何より嬉しく、老後のヒートショックも安心だと夫婦で話しています。
もちろん暑い夏も、寝苦しくなく気持ちよく眠れます。
光熱費も以前の家より安くなって、智建ホームさんに外断熱リフォーム工事をお願いして大正解でした!
本当にありがとうございました。
智建ホームではリフォームでも、リノベーションでもなく、あえて「Re home」と呼ぶことにしました。それは家庭(home)を中心とした家づくりを一番大切にしたいから。家族という言葉には「家(home)」があります。 それだけ「家」は人生を支えてくれる大切なものです。智建ホームでは家づくりのプロの確かな感覚で健康面、耐久性、省エネ、あらゆるアングルから入念な家の診断を行い、より快適な家(暮らし)へと改造いたします。
バスルーム
ビフォー
アフタータイル仕上げのバスルームへ。モザイクタイルや斜め貼りのタイルで、お好みのデザインにすることができました。
トイレ
ビフォー
アフター段差のあった入口はフラットに。小便器・大便器を撤去し、タンクレストイレと、手造り手洗いを設置。床は大小のタイルをランダムにデザイン。
化粧台
ビフォー
アフター洗濯機据置場と一体の手作り洗面化粧台へ。雨の日は洗濯物を干せたり、アイロンや洗濯物をたたんだり・・・デザインはもちろん、家事がさらに楽しくなる多目的空間に!
キッチン
ビフォー
アフター下り壁をなくして開放的に
トイレ
ビフォー
アフタートイレットペーパーのストックに最適。手洗い廻りにタイルでアクセント。節水タイプのタンクレストイレで見た目もスッキリ!
階段
ビフォー
アフター手摺りも付き安全確保!踏板は明るい木目に、周りは漆喰塗り壁と調和する白に統一し、すっきり明るい階段へ
寝室
ビフォー
アフター壁は漆喰塗り壁で仕上げ、床は畳からフローリングへ。素敵な寝室になりました。
暮らしているうちに予期せぬ空間が必要になることだってあります。今あるものを残しながら新たな空間を創造する。今ある空間と新しい空間の調和を考えながら。そこで新たな暮らしを始める家族を想いながら。智建ホームは増築のご提案もおこなっております。
プラン
ビフォー
アフター
増築 内観
①ドア
チェッカーガラス入りの真っ白な無垢の扉+クリスタルノブ増築したお部屋への入口はアーチに。ここから漆喰塗り壁仕上げに。
②照明・カーテン
アンティークホワイトのシャンデリアやアイアンのカーテンレールを取付。より素敵な空間へ。
③クローゼット
扉ではなく、開口をアーチにレースで目隠しをし、圧迫感のないやわらかな空間に。
④WIC
入口をアーチ開口にしお部屋のアクセントに。中は、棚やハンガーパイプを取付け、収納力たっぷり。収納内の天井・壁も漆喰塗り壁仕上げに。
増築 外観
ビフォー
アフター