お客様からのお手紙 - Letter -
お手紙
2016-12-12
外断熱リフォーム工事をされたお客様より、お手紙をいただきました。

「私達のような悲しい思いをして欲しくない!暑くて寒い軽量鉄骨の家を、外断熱リフォームされるきっかけになれば嬉しいです」と、こんなお手紙をいただきました!

佐賀市在住の I 様より・・・

10年程前のこと、私たちは、父が亡くなり一人暮らしになった母との同居を考えていました。実家は築15年程の大手ハウスメーカーの軽量鉄骨造り。冬は家中冷え冷えとして結露がひどく、夏は暑くて特に2階へ上がるのが嫌になるそんな家でした。年老いた母にとっては特に冬の寒さがこたえるらしく、風呂場や洗面所がとても寒くてつらいと言っていました。間取りの変更はもちろんですが、この室内環境を改善するには、リフォームでいいのか、建て替えるしかないのか、私たちは住宅会社や不動産会社等を訪ね歩きました。そんな中、HIT展示場で智建ホームさんと出会います。高い断熱性能を持つ漆喰壁の家にすっかり魅せられた私たちですが、“リフォームもできますよ”と言われたものの、まだ半信半疑でした。その頃、元気だった母が体調を崩して同居の計画は一旦中断、そして、ある寒い冬の日、母は風呂場で倒れ、亡くなってしまったのです。原因は、ヒートショックによるものでした。暖かい家が間に合わず、母にはとても申し訳ない気持ちでした。その後私たちは、父や母の思い出が残る実家を、建て替えずにリフォームすることに決め、再び智建ホームに出かけたのでした。智建ホームの社長さんは、魔法瓶のように家全体を断熱材でくるんでしまえばどんな家でも大丈夫という外断熱の効果を熱く語られました。ただ、金属類が多く使われている軽量鉄骨の断熱リフォームは木造家屋と違って非常に難しいことと、耐力壁があちこちに入っているために思うような間取り変更が出来ないこともわかり、不安な気持ちになりかけました。しかし“難しいからこそ遣り甲斐があります、大丈夫です”と、自信をもって工事の内容を説明される社長さんを見て、智建ホームさんにお任せしようと決めたのでした。それからは、今思い出しても懐かしい、楽しくも真剣な打ち合わせの日々でした。わくわくする漆喰壁や材料選びなどもいろいろ提案していただきました。待ち望んでいた新しい我が家は、「一年中温度変化が少なく、結露も全く無い、家中どこも同じ温度なので必要最小限のドアしか取り付けずに済み、しかも電気代も安い」といった、前とは比較にならないくらい快適な家となり、今は家族4人で元気に暮らしています。また、“漆喰”の家で過ごしていると、漆喰の白い美しさに家具が映え、一日の光の動きにより刻々と変化する漆喰壁の陰影に見惚れ、気持ちが癒されることに気付きます。理想の住まいというものが、単なる衣食住の場ではなく、喜びや楽しみを感じ、想像力を育む空間でもあることを私たちに語り掛けているのです。余談ですが、この家に住んでから家族がほとんど病気をしていないことに気付き、「ひょっとしたら、殺菌効果が高い“漆喰″のおかげかも」と話をしたことがありました。美しい漆喰に、さらにこんな頼もしい働きがあるのだとしたら、とても嬉しいことですよね。

最後に、断熱が難しい軽量鉄骨の家を見事にリフォームして、すばらしい終の住処を与えてくださった智建ホームさんのご発展と、社長さんのご活躍をお祈り申し上げます。

担当お返事

I 様、この度はお手紙をいただきましてありがとうございます。
I 様が悲しい経験をされてあるように、本当に住宅の温熱環境はとても大事です。
外断熱環境リフォーム工事後、快適にお住まいいただき、さらに漆喰で健康になられたご様子など、私共の外断熱漆喰の家の性能や空気環境を、実感していただき本当に嬉しく思っております。
私共も、新築だけではなく、既存住宅を外断熱の快適な環境に変える工事をより多くの方々に知っていただけるよう、頑張っていきたいと思っております。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。